12月議会報告 ~その1~
初めての一般質問を12月議会(定例会)で行いました。
1.草加駅東口周辺の都市計画及び道路網の整備について
【要望しました】
都市計画及び周辺道路網整備は、地域住民への丁寧な説明と理解と共に、一体で進めていくことが望ましいと認識しております。計画した目的達成するため、中長期的な視野に立って人的配置やPDCAをまわす事、タイムリーな予算措置を要望いたします。 又、年度内に手代橋と手代新橋の間の市道2039号線の拡幅共用や、本庁舎開庁が予定されております。道路共用開始や、本庁舎開庁後、通行する歩行者や車両の安全確保は、最重要課題です。昨今は目的地を目指すのに、徒歩でも車でもナビに頼ることが多くなりました。先周辺道路への注意喚起、誘導看板の設置の他、草加市役所ホームページや車載、タブレットのナビゲーションシステム等、Webマップへも注意喚起、誘導案内を要望しました。
アコス東側より草加神社通りに至るアクセス道路は幅員が狭く歩道がありません。新本庁舎開庁後、通行量の増加が見込まれ、安全対策、バリアフリー等の観点から道路の拡、歩道整備が急務であります。今後の見通し、開庁後の安全対策を質問しました。
(都市整備部の答弁)平成元年に、草加駅東口の市街地再開発事業に伴い、駅周辺の渋滞緩和や歩行空間の確保などを目的として歩道を有した道路幅員を12mに拡幅する構想路線として位置づけられた区間の一部です。この区間は、多くの民有地を取得する必要があることから相当の事業費と期間が必要であり、事業化には至っておらず、道路拡幅の見通しはたっていない状況でございます。車両が交互通行するには道路幅員が狭く、歩行者が通行しにくい状況となっており、改善が必要であると認識しております。しかしながら、ただちに歩道を整備することが難しいことから、市道2094号線の西側にある「高砂緑の街商店会」のメインストリートとなっている市道30153号線に歩行者の通行を促すため、当該市道の歩行空間としての機能向上を図るための整備に加え、誘導看板等の設置を行い、市道2094号線を通行する歩行者の減少を図るなどの安全対策について、関連部局と連携し、検討を進めてまいります。
多くの市民から手代橋が一方通行化され、周辺道路の渋滞など、不便になったと聞いています。国による「綾瀬川・中川河川改修」は30年以内に実施の方針であり、国の改修まで延命させる事としましたが、現状の渋滞など、長期にわたり市民の利便性に欠ける状況であります。手代橋の一方通行化による影響について、どのように考えているか、質問しました。
(建設部の答弁)手代橋の延命を図るため、令和2年度に橋りょうの長寿命化を目的とした負担軽減対策工事を実施、又、令和元年度に実施した交通量調査結果を基に、草加市と八潮市とで協議を重ね、併せて草加市から八潮市に向かう一方通行化の交通規制をしたものです。これにより、手代新橋が架かる県道草加八潮三郷線等、周辺道路への交通量増加を認識しているます。現在、埼玉県が施工している都市計画道路草加三郷線西袋工区の工事が進捗している事から、完成後は、八潮市内の綾瀬川に架かる柳之宮橋から県道足立越谷線までの区間が4車線化され、県道草加八潮三郷線などの交通量につきましては、緩和されるもの考えております。また、周辺道路への交通量の変化を定量的に調査するため、今年度、手代橋の一方通行化による影響調査を行い、交通量の状況確認や課題の抽出、対策の検討を行う予定でごす。ご指摘いただいたとおり、県道草加三郷線西袋工区の完成まではまだ時間がかかるものと認識しております。一方通行化前の道路利用としまして、八潮市側から手代橋を渡り、綾瀬通りへ通行していた車両が、一方通行化後に手代新橋を渡ってから左折し、市道2039号線を通り、綾瀬通りへ抜けることが予測されたことから、市道2039号線の道路幅員が約4メートルと相互通行するには狭隘な道路であったため、今年度、道路の拡幅工事を実施しているところでございます。本工事が完成した場合、代表的な幅員が約5.1メートルから5.5メートルとなり、当該道路の円滑な交通確保や周辺道路の渋滞緩和の一助となると考えていることから、本工事の年度内完成を目指し、進めてまいります。また、大型車両の通行に対する交通規制についてでございますが、手代橋及び周辺のあずま通りや山王通りは大型車両の通行を禁止しているため、綾瀬通りを北上してきた大型車両は市道2039号線を通り、手代新橋の交差点で県道へ抜けることになります。近隣の運送業者には、当該道路の利用を控えて頂くようご理解を得ておりますが、他の大型車両の進入対策としましては、関係部局と調整を図りながら、注意喚起看板の設置などの対策を講じて参りたいと考えております。